兄弟がいられる方は経験したかと思いますが、ある程度年齢が行ったときに部屋分けをしましたよね。
私も妹がいたので、小さいころ4畳半を半分にして使いました。なんだか物がたくさんある部屋だったので、うち1.5帖は物置になっていました。二つある押入も家の物でいっぱい。物を置けるのは買ってもらった机の中だけでした。そして押入れの一つは天井裏につながっていて、小さい私には開けると真っ暗なその空間は、なんだか怖い場所でした。
その頃の実家はまきを燃やして風呂を焚いていましたので、午後4時半過ぎになると煤が入ってくるので窓を開ける事ができませんでした。
それでもその窓からは小国の山がすぐ近くに見えて、春夏秋冬の色合いがとても綺麗でした。窓の外は下屋になっていたのでそこから違う部屋に渡っていって、それを親に見つかって怒られもしました。
私の小さかったころは大雪でしたので、屋根の雪を下ろすと一階が埋まりました。遊びに来た、自分より小さいいとこの世話をするのが嫌で、部屋からとびおりて、玄関から長靴をとってきて家から逃げ出したこともありました。
大きくなって外でたばこを吸っていたら、祖母に玄関のカギを閉められ、しょうがなく家にたてかけてあった梯子を登って自分の部屋から家に入ったこともありました。
エアコンはつけてもらえませんでしたが、山の吹き下ろしの風がとてもすずしく、寝る前には閉めないと寒いくらいでした。初夏の夜はうるさいくらいのカエルの音。電話の声が聞こえないくらいに。
天井は低くて手を伸ばせば届くくらいの高さでした。
でも、居心地がよくて。
沢山の思い出がある場所ですよね。
お二人にとって、同じく大切な場所になるように作りたいと思います。