投稿者 笹崎辰裕
中越地震より今日で三年経ちました。
新聞でもテレビでもラジオでもそのことをお伝えしていましたね。
多くの犠牲と被害にお会いした方々、そして地震にあわれた方全てに改めてお見舞い申し上げます。
当時に比べれば町も建物もきれいになりました。
でも当時経験した傷跡は様々に残っているように思います。
私はその当時の恐怖も、家屋を失った不幸も自身上として体験してはいません。
でも、3歳のわが子が地震の様な音を聞くと怖がる様子を見るにつけ、まだその傷跡が消え去るには十分な時間は経っていないように感じます。
復興の名の下に色んな方々が色んな形でがんばったことも忘れてはいけませんよね。
直接ボランティアに参加された方。参加できなくても自分の家族を一生懸命守ろうとした方。遠くからとても心配してくれた方。
せめて今日は私が当時震災にどうかかわっっていたのかを、その時どんな気持ちだったかを少し思い返してみようと思います。
21時30分事務所にて、信濃川沿いで上がった花火を見つつ。
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判断基準
投稿者 笹崎辰裕
先日ちょいとした質問をカミサンにした。
『もし俺の誕生日にど-しても外したらまずい用事ができて、おまえと祝うことが出来なかったらど-する?』
カミサン『別にかまわないよ。むしろその用件を無視したら人間的にあなたを疑問視する』
なるほど。
『なら、それが仕事や家庭に関わること以外ならどう?』
カミサン『それなら話は別。あなたがその事柄に対してどれだけ思っているかで、私の判断の範疇じゃない』
へえぇ。感心した。
ここで私がカミサンに聞きたかったのは誕生日を祝ってくれるかど-かということではなく、対外的もしくは対人的に私が置かれている立場に対してどう判断するかということ。
いつも?私が言うカミサンのコワイところはここである。
彼女はそれが正しいと思ったら、私が望む答えでないとわかっていてもきっぱりと言い切る。
そいやこの前もポロポロ泣きながら言っていたな。
誰に対してもそうなのか、私に対してのみなのか分からないけど…
ともかくも周りにとらわれずに私を見てくれるコトが嬉しいと思う。
奇跡の実
投稿者 笹崎辰裕
お客様から三粒いただきました。
で、自宅にて試しに一つ食べてレモンを食べると・・・おお!昔々運動部時代に食べたことのあるレモンの砂糖漬けになっていました。
・・・不思議だ!?
いい気になってレモンの輪切りをたくさん食べたのですが最後にはのどが痛くなっていました。
味覚はごまかせても痛覚はごまかせなかったみたいです。でもおいしかったなあ。
で、この植物非常に温度に敏感だそうです。13度以下になると枯れてしまうほど敏感なんですね。、実際お客さんの家でも3年前の震災のときに家の中の温度が下がり13度を下回ってしまい、その一週間後に全ての葉が落ちてしまいました。
でもその鉢を大事に取っておいたんですね。で、生活が元に戻り住環境も元にもどってきたら小さい芽が出てきて、先日拝見したときには立派な姿になっていました。
何かを暗示的にあらわしているようで少し考えてしまいました。
With or without you
投稿者 笹崎辰裕
彼は笑っていいました。今だから話せると。
形も声もなく、それでも20年間以上思い続けるというのはどんな気持ちでしょうね。
何の見返りがあるはずもなく、何かを証明するためと言うわけでもなく。その過程で何を失おうとも
ただ心に在り続ける。
私は何のコメントも付け加えることができません。
『でもね、きれいな人だったんですよ』彼はまた、微笑んで言いました。
塩
投稿者 笹崎辰裕
先日ラジオショッピングでIHジャーを紹介していた。その時おいしいご飯の炊き方を言っていたが、お米一合に対して耳かき一杯分の塩を入れるのがコツらしい。炊き方と言うよか隠し味かな?
すると炊き上がったご飯の甘みが増すそうだ。
まだ試してはいないけど試す機会はいくらでもあるのでいつかこそっとやってみよう。
今日作ったチラシを友人に送って、みてもらった。
感想。
大山倍達総裁のエンピを、手加減なしでみぞおちに食らったような状態。
いっそ痛すぎて気持ちがいいくらいだ。
その後お客様の所でのチラシをご覧になられてのビミョウ~な空気で、受話器越しの友人+1+S社員の反応は正しかったんだなあと改めて実感した。
どんなチラシかはもしかしたらお手元に届いたときにご覧を。和室の大きな内観パースが乗っていたら間違いなくそれ・・・・それでも私は言いたい。久々のお気に入りの一作♪。描いていて楽しかった♪
誰がどうとか、なにがどうとか言うわけでは決してないが、冒頭の塩と同じように人間関係もどこかに辛口な部分がないといけないだろうなと思った。逆を言えばきちんとした人間関係が成り立っている場合はその場限りの言い回しだけでなく、あえてきつい言葉も投受し合えるのだろうなと・・・・思うだけじゃだめだケド。
最近の自分を省みつつ。
キャラメル食べつつ。
団子と公園とfull moon
投稿者 笹崎辰裕
まん丸である。
妻の母が電話をしてきて今一人で空を見ていると言うので、外に出てみたらどこにも出ていない。月が。
あちらとこちらとでは角度が違うのかと思ってタバコをふかしながらしばし空を見上げていた。
しばらく経つと雲の一部が明るい。
しばらく見ていると雲の切れ間から月が顔を出した。
今この月を見ている人は何人くらいいるのかなあと思った。
数ヶ月前にあるアーティストが、空はみんなつながっているんですよと言っていたのを思い出した。
・・・・・寝る前に、もう一回見てこよう。
よーいどん!
投稿者 笹崎辰裕
この前の日曜日保育園の運動会に参加した。
1才娘と3才息子がいるので、プログラムのほとんどに二人のうちのどちらかがでている。
一番盛り上がったのは最後の種目のリレー。
クラスを二つに分けて全員参加!足の早い遅いはもちろん、バトンの受け渡しもうまい、もたつく、渡さないなんてのがあるので簡単に順位がひっくり返る。
うちの長男も一緒に走る子を抜いて親は大喜びだった。前年の先生が長男さんもあんなに走るようになってとおっしゃってくれた・・・しみじみ。
そして十何人かにバトンがつがれてアンカー。
長男の赤組が半周のリードでバトンを受け取り走り始めた。速い。多分気合いのノリも最高だ。
そのノリのまま第二コーナーを曲がらず直線でつっぱしった!
白組アンカーに最後のチャンスが!
大きなどよめきが会場に起こる。白組アンカーはビックリして立ち止まった。
え?ボク何か悪いコトした?
背中がそ-いっている。たぶん泣く一歩手前位だ。
そうこうしてる内に客席から赤組のアンカーが飛び出してきた!俺は行けるぜといわんばかりだ!
え?ボク何か悪いコトしたっけ?
腕の振りがそーいっている。たいした根性だ。
そんな子私は大好きなんだが、今度はコーナーもちゃんと曲がり期待どおりゴール!
白組の子は泣きながらでもちゃんと自分の足でゴールした。
よしよしエライぞ。おぢさんはそんな子も大好きだ。
久しぶりにいいもん見させてくれたスミレ組の皆に拍手さあ\(^O^)/
夏のあこがれ
投稿者 笹崎辰裕
お祭りが好きだ。
普段仕事であいさつぐらいしか交わせない地域の人たちに会うことができ、自分がその中の一人であることを確認できるから・・・・・なんて硬い理由でもなんでもなく単純に好きである。
祭り前のなんとなく期待に高揚する気分や、当日のなんだかよくわからないけど楽しいところや、祭りが終わった後の気の抜けた状態も気持ちがいい。
小国町に住んでいたころ、隣の地区で年に一度お祭りをやっていたのだが、その中の出し物の一つである小劇が面白かった。その時節にはやっていたネタを題材にパロディーにしてくみ上げるのだけれども、めちゃくちゃローカルな話に仕上がっている。
たとえば「おしん」のパロディー。その地区のいっつも飲み屋に顔を出しているおやじさんがばっちゃんの役をして、「おらがいつも飲んでばかりいるたびに苦労かけるねぇ」なんて台詞を吐く。観客から「たまには○×△(飲み屋の名前)へ行くがん我慢せっそ!」なんて声が上がる。会場大爆笑。
すんごい内輪ネタであったりとかするのだけれど、今思えば徹底的に何して笑わしてやろうと言うことをトコトン追求している。なんか見ていて出演者か観客かどちらが楽しいのかを競っているような感じだ。見てると小劇の中に入っていきたくなった。
5百円「札」握り締めて何を買おうかな~なんて考えていたくらい昔の記憶なんだが、最近のある出来事で思い出したのでちょっと書いてみた。
今なら・・・・
焼き鳥とおもちゃ。どっちを買うかなぁ♪
青葉
投稿者 笹崎辰裕
うちの中で育てている植物でパキラがある。名前はパッキー。ひねりも何もあったもんじゃない。それでも妻の次に付き合いが長い。
妻の姉からもらったもので最初は高さ30センチくらいだった。水をやりすぎると腐ると言うことで気をつけながら育てたつもりだった。
何が原因かよくわからないが、一時期下のほうから葉が落ちていった。
どうすればいいのか途方にくれたので、花屋に行ってどうすればいいか聞いてみた。
その花屋さんで買ったのではないので気が引けたのだが、とりあえず何かしらの方法があるはずと期待をした。
「それもう腐ってますよ」
何の対応策もなく帰ってきたのはその一言だ。
鉢を持っていったわけではない。言葉から花に対する愛情も同情も感じられない。そして私を見るわけでもなかった。
以前はその店から花束やら何やら買っていたのだが、その後一本も買うのを止めた。
今日友人が結婚式の招待状を持ってきてくれた。
どこか照れくさそうな様子が幸せそうでうれしかった。
携帯で撮った写真はないのかと聞くとないと言う。だか近々つれてきてくれると約束した。
彼女がいる。そんなそぶりも感じさせずに来たので、いったいいつからの付き合いかと聞くともう10年以上の付き合いらしい。
何かあれば連絡をする。そんな仲だったそうだ。
やはり私は鈍いようだ。
うちのパキラは今、私より背が高くなっている。
大きな葉をつけ、まだ大きくなりそうだ。
お互いに成長するためには、冷静に相手の全部を見れるくらいの距離が必要なのではないかと、パキラを見つつ思った。
生と死と
投稿者 笹崎辰裕
西原恵理子さんの「毎日かあさん」の4巻が出ましたね。
私は表紙を見ただけで・・・・・ちょっときましたね。
そんな中ある友人のブログを呼んだ。
『私の友人が癌の手術をした。でも本人はだめだろうと言っている。私はなんて言えばいいのだろう』
何かコメントをと思ったが、何を?そうして一日後、思ったコメントを届けた。
返信はない。
友人のその後のブログやメールでの様子はいつもと変わらぬものだった。
気丈な様子がなんだか切ないのだけど嬉しかった。