進学、就職と新たな生活を迎えられている方も多くいらっしゃると思います。 私は変わらずですが、新年、新年度になると緊張を感じ、新たな気構えになることを感じます。 私が勉強に参加しているグループに、福祉住環境コーディネーターネットワークという団体があります。こちらは住宅改修を中心に福祉に関する様々な研究を行なっています。 先日も定例会での勉強に行ってきました。議題は「地域包括ケアシステムについて」でした。 内容は医療、介護、予防、住まい、生活支援を一体的に提供するシステムについて、現在行政がどのようなことを計画しているか。またそれを必要とする現況についてです。 実行するために必要な人員、予算、仕組みづくり等々、課題は非常に沢山あります。医療と介護の連携もさらに求められるところですが、国民の60%以上が自宅での療養を望んでいる現実があります。施設ではなく今ある生活を大事に感じられている方が過半以上なのです。 『住』に携わる者としてこの数値は非常に重要な意味を持ちます。将来的に自宅での療養、条件を足り得るハードであるか?必要とするべき知識、技術を確立しているか?情報の取得に対して怠りはないか?お客様に対してしなければいけないことは沢山あります。 ですけど、お客様から頂きたい事は変わりません。『喜んで頂く』それ一つです。 本当の意味での終の住み家を目指すべく、研鑽しなければと感じました。