昨年から耐震診断・設計についての勉強をしております。 安全の確保や安心についてのご説明はやはり簡単なことではないなと感じます。 こちらを書いている日も講習会に行ってきたのですが、そこで出てきた事を一つ紹介します。 単純に建物を強くするにはやたら強度を増せば良いという訳ではないのです。地震時に衝撃を負担する耐力壁を数多く入れたとしてもバランスが悪いと建物に『ねじれ』が生じます。ねじれは建物の弱いところ目掛けて衝撃力(応力)を集中させます。結果、崩壊へと繋がるわけです。 住まいというものは多くの要素の上に成り立っています。何かを特化させるために何かを犠牲にすると、それはやがて生活の上で影響を及ぼします。 快適な生活が出来てこそのお住まいです。これは新商品、家和来枝(やわらぎ)のコンセプトの一つでもあります。