『お盆』を聞くと、もう一年の半分を過ごしたのだなあという気分になります。 私の実家は分家ではありましたが祖父の子供達が帰省して過ごしていたので、お盆というのは親戚が家に集まってくる事というイメージが強いですね。 その頃は家族で煙草を吸う人が居なかったので、叔父たちの煙草の匂いが日常とは違うのだという感をいっそう強くしていました。 盆踊りには普段は出歩かない時間に友達と騒いだりして。理由も分からずわくわくしたのはお祭りだからか、夏の暑さのせいなのか。 旧家での最後の想い出は、夏祭りに一個50円で売っていたソーメンを無料にしたとたん、ものすごくもらいに来た人がいたという事。50円と言っても馬鹿に出来ないなぁと思いました。 スイカであったり、花火であったり、浴衣であったり。 夏を構成するものは沢山あります。そんな夏に、お世話になったお客様が気持ちよくお過ごしでいることを、願わずにはいられません。